募金達成額 4月12日現在
534,000円
募金目標額
500,000円

応援ありがとうございました

実践!災害に強い森づくり〜がんばろう!人吉球磨〜

sdgs11.住み続けられるまちづくりを  sdgs13.気候変動に具体的な対策を  sdgs14.海の豊かさを守ろう  sdgs15.陸の豊かさも守ろう  sdgs17.パートナーシップで目標を達成しよう

プロジェクトNo. sdgs-R5-01

プロジェクト概要

メッセージ

私たちが活動の拠点とする熊本県人吉球磨地域は、令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けました。その際には、全国各地の皆様から温かい御支援を賜り、誠にありがとうございました。私たち(球磨林業奨学会・熊本県立南稜高等学校総合農業科環境コース林業専攻生徒)自身も被災した身ではありながら、多くの御支援と御協力を励みとして、故郷の復興を目指した森林・林業・木材の面からの働きかけを行ってきました。その成果は、林野庁長官賞や文部科学大臣賞などの評価も頂き、大変有難く思っております。

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今回、「故郷の復興の力になりたい!」「SDGsの達成に寄与したい!」と挑戦を続ける高校生に対して、私達と一緒に支援をして下さるサポーター(募金者様)を募集させて頂きます。どうか、活動への御理解と共に、活動への御参加もお待ちしておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

活動場所

  • 球磨林業奨学会
    事務局・熊本県立南稜高等学校(事務局担当・中村 友行)
    〒868-0422 熊本県球磨郡あさぎり町上北310
    TEL 0966-45-1131 FAX 0966-45-0466
  • 南稜高校実習林・小馬床演習林
    熊本県球磨郡あさぎり町須恵大字小馬床下鶴4028-3

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活動の目的と内容

 

1. 令和2年7月豪雨復興を目指した、災害に強い森づくりの実践

活動の拠点である熊本県人吉・球磨地域は、豊かな森林資源に恵まれ、林業県熊本を代表する地域であるが「令和2年7月豪雨」をきっかけに、災害に強い森づくりの実践が喫緊の課題である。地元で森林・林業を学ぶ高校生を対象に、森林環境教育や実践的な間伐保育作業を経験させ、環境への貢献と次世代育成に寄与したい。

  • 地元で林業を学ぶ高校生と共に、学校演習林を用いたチェーンソーや高性能林業機械を用いた間伐や保育作業の実施※二酸化炭素吸収量の認証!
  • 東京大学や熊本県立大学と連携した森林保水力の調査研究※水源涵養機能の評価!
  • 「県民参加の森づくり」「企業・法人等との協働の森づくり」推進のためのフィールド整備
  • 地元こども園や保育園、幼稚園児らと育む「広葉樹の森づくり」の実践

2. 地域の木質資源を有効に活用した、木育活動の実践

地域の財産である木質資源を最大限に活用し、地元の高校生や子どもたちに「ものづくり」を提供することで、木の良さに触れ木材利活用の輪を拡げたい。また、身の回りにある製品を木質化することで、「人吉・球磨版ウッドチェンジ」を推進し、カーボンニュートラルを進めると共に、資源循環型社会の実現に力を注いでいく。

  • 地域の材を地域で活用する「地産地消」を推進
  • 人吉・球磨産の木材を活用したものづくり活動を、次世代を担う若者と共に実践
  • 「ウッドチェンジ」の実践※二酸化炭素固定量の見える化!

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募金の用途

ご寄付は、以下のような経費に大事に活用させていただきます。

  1. 交通費
  2. 森林整備費
  3. チェーンソー、ソーチェーン等の機材費、資材費、燃料費
  4. 指導謝金
  5. 事務用品費ほか

SDGs達成への貢献内容

目標11.持続可能なまちと地域社会→ 森林整備によるCO2吸収!木材利用によるCO2固定!
目標13.気候変動への対策→ 演習林の持続可能な森林整備・管理運営の実践!
目標14.海の豊かさを守ろう→ 森林(川上)の保全による川・海(川下)の保全に繋げる!
目標15.陸の豊かさも守ろう→ 森林資源を活用した、木育活動の実践!
目標17.目標のために協力すること→ 林業高校生と企業・大学・NPO法人等の連携協力!

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募金目標額

500,000円

応募団体紹介

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球磨林業奨学会(以下、本会)は、昭和35年の発足当初から地域林業の振興と発展を図るため、将来の人吉球磨地域で活躍する林業技術者の人材育成を目的に、地元で森林・林業を学ぶ高校生(旧・熊本県立球磨農業高校林業科〜現・熊本県立南稜高等学校総合農業科環境コース林業専攻生)を対象にした支援を継続して行ってきました。現在、森林組合や関連企業35社で組織し、延べ175名の優秀な人材を地域の森林・林業・木材関連産業や林野庁及び県林業技術職員等、各界各層へと送り出しております。

令和4年度(2022年度)は、熊本県「くまもとの木とふれあう木育推進事業」を活用し、林業高校生と共に『地域資源を活用した木育活動』を実践しました。人吉・球磨産の木材を使い、約4,000人の子どもたちへ「ものづくり」や「木に触れる」取り組みを提供しました。また、『災害に強い森づくり』に繋げるため、地元保育園児らと共に3,000本の広葉樹の苗木を育て、球磨川上流域への植栽・管理を行いました。高校生と協働し、取り組んできた成果は、九州森林管理局主催の令和4年度森林・林業の技術交流発表大会において九州森林管理局長賞(最優秀賞)を受賞させて頂きました。しかし、人吉球磨地域はまだまだ復興への道半ばです。令和5年度(2023年度)は、これまでの取り組みを継続しながら、より多くの方々と連携し、熊本県に留まらず、より広い地域で活動を展開できればとも考えております。これらの実践が、必ずや、地域の森林・林業・木材関連産業を担う人材の育成にも繋がっていくものと確信し、自覚と責任を持って取り組んでいく所存です。

関連画像

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卒業記念制作協力
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事業関連資料

事業計画書 sdgs-R5-01 球磨林業奨学会.pdf

参考資料1:『がんばろう!人吉・球磨』地域資源を活用した木育活動の実践.pdf

参考資料2:林業と農業土木の力で故郷を守る〜球磨モンの水土林Project☆〜.pdf

施業図 sdgs-R5-01 球磨林業奨学会 .pdf

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