sdgs1.貧困をなくそう sdgs4.質の高い教育をみんなに sdgs13.気候変動に具体的な対策を sdgs14.海の豊かさを守ろう sdgs17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクトNo. sdgs-R7-01
事業概要
募金者へのメッセージ
フィリピン マハナイ島周辺は、全国に21ある海洋保護地域の1つです。しかし、一歩、マングローブ林の中に入ると養殖池で開発し尽くされているのを見ることができます。政府の許可のもと、60年代、70年代にマングローブ林を切り開き、ミルクフィッシュなどの養殖池として活用されました。
80年代、90年代に養殖産業が不振となり、養殖池は順次、廃棄されていきました。多様な生態系を生み出していたマングローブ林が切り払われたことで近海漁業も不振で数年前からほとんどの住民が、海から魚を非効率に収穫することをやめ、海藻養殖に転換しました。フィリピンでも特徴的な島です。
マングローブ林がなくなると台風による高潮が村の内部まで侵入し、大きな被害をもたらすこととなります。島の面積の数パーセントが養殖池です。

廃棄された養殖池に植林し、マングローブ林の再生事業が行政の支援のもと開始されましたが、ここ10年以上実施された形跡はなく、再生計画は放棄され、養殖池の約半分の面積が手つかずの状態です。
マングローブ林が地球上の植物の中でも気象生産力 に優れているため 、温暖化ガスCO2固定による地球規模の環境対策に寄与することが期待されています。
活動場所
動場所の地図
マハナイ島はフィリピン中部ビサヤ諸島にある小さな島です。長さ7.5㎞、幅2.1㎞で、面積は10.26平方キロ、ボホール島の3㎞北に位置します。

衛星写真(Google Mapより)
マハナイ島の養殖池とマングローブ林を宇宙から見ることができます。黄色の枠は本事業対象の4haの廃棄養殖池です。
活動の目的と内容
マングローブ林が地球上の植物の中でも生産力に優れ、二酸化炭素吸収による気候変動対策に寄与するため、植林事業を行います
内 容
- 3万本のマングローブ苗を住民が採取し、プラスチックポットで育苗
- サイト全体10haのうち、本事業によって4haに植栽を実施
- 樹種はかつて繁茂していたPagadpat、Bungalon、Bakawの3種類
- 苗に絡みついて枯れ死させる海洋プラスチックを除去するため、月1回のペースで海岸清掃を実施
- 枯れ死した場合、そのポイントに補植作業を実施し、生存率を高めます
募金の用途
マングローブの苗代、作業道の建設、現地交通費等に使用します。
sdgs達成への貢献内容
目標1. 貧困をなくそう
マングローブの植林に従事することによって、対価が得られます。また、長期的に漁獲量が増えることによって、村の住民の所得を改善します。
目標4. 質の高い教育をみんなに
マングローブを主題にして、住民にオンサイトで環境教育を行います。
目標13. 気候変動に具体的な対策を
マングローブ林が地球上の植物の中でも生産力に優れているため 、温暖化ガスである二酸化炭素吸収による地球規模の環境対策に寄与します。
目標14. 海の豊かさを守ろう
感潮域に生育するマングローブ林は、水生動物の生育場所として重要であり、海の生態系の維持します。
目標17. パートナーシップで目標を達成しよう
住民団体、行政、学校と良好なパートナーシップを構築し、協働してマングローブ再生という困難な問題の解決を目指します。
募金目標額
1,482,000円
活動報告の予定

2か月に1回、定期的に本事業の進捗をイカオ・アコのWeb上で報告します。
応募団体紹介
正式名称
特定非営利活動法人 イカオ・アコ
住所
名古屋市中区新栄町2丁目3番地 YWCAビル
団体の活動目標
フィリピンにおいて、熱帯林再生などに関する事業を行い、環境に係る問題の改善や解決を図り、住民の生活の質の向上と日本・フィリピンの相互理解及び親善の増進に寄与することを目的としています。
団体の活動内容
現地の住民団体等と連携して、主にマングローブの植林を行ってきました。マングローブの植林だけでなく、山地での植林や環境教育、エコツーリズム、農業の6次産業化、ごみの減量化、住民の生計向上支援など活動の幅が広がっています。
森林整備の実績
1997年から2024年3月までの27年間で220万本のマングローブの植林を実施しました。生存率は46%です。事業地はネグロス島、ボホール島の2島で、前者が180万本、後者が40万本となっています。