sdgs11.持続可能なまちと地域社会 sdgs13.気候変動への対策 sdgs17.目標のために協力すること
プロジェクトNo.sdgs1-0301
プロジェクト概要
メッセージ
こんにちは。森のライフスタイル研究所です。SDGs貢献使途限定募金を通じて、当NPOを応援してくださりありがとうございます。森林は、水を育むばかりでなく、天然の空気清浄機の役割や土砂崩れを防いだりもしてくれます。実は、人の暮らしのすぐそばに存在します。事業は、八王子市の住宅団地に隣接する里山を整備・緑化するプロジェクトです。生活に密着する自然環境だからこそ良くしていきたいと考えています。ぜひ一緒に行動してください。
活動の目的と内容
40年前に入居がはじまった寺田団地。当時、豊かな生活環境の提供として住宅と一緒に整備された里山は、人の手が入ることが徐々に少なくなり、現状は、笹薮と形成不良木や枯損木が目立つようになっています。木々の大径木化も進んでいます。
そこで、大径木化と笹薮化が進んだ里山の再生と生物多様性回復、住みやすい生活環境づくりをめざし、市民参加型の整備・緑化事業を行います。
- 里山の整備事業費
事業地の寺田緑地の面積は東京ドーム約1/3の広さで、ボランティアの力を結集させて改善させるには、ちょうど手の届く感じです。近隣住民の散策路となっている脇の伸び放題の笹薮の刈り取りと、形成不良木や枯損木の伐採を実施します。また、住宅団地に隣接する大径木となってしまった木々の伐採も進めます。 - 里山の緑化事業費
地元に暮らす方々はサクラが大好きで、大切にしています。今あるサクラは残しつつ、整備を終えた場所に、新しいサクラの木々を植えていきます。
- 募金の用途
- 大径木の伐倒作業委託費(住宅に隣接する木々の伐採作業なので、特別な技術を有した専門家に依頼します)
- 道具や資材の購入費(藪刈りボランティアを行う時に使用する造林鎌やサクラの苗木を購入します)
- 外部人件費(ボランティア参加者への作業の安全と技術の指導を行う林業の専門家と万が一の時に必要となる救急救命士に対する人件費です)
- 事務費(団体内部の人件費や文房具、電話代、切手代等)
- 事業報告費(事業への参加募集や報告を行うWebサイトを制作します)
- SDGs達成への貢献の具体的内容
本プロジェクトは、下記の目標の達成を目指しています。
目標11 持続可能なまちと地域社会
→ 住宅地に隣接する里山の整備を行うことで、安全・安心な生活環境の保全へ貢献します。
目標13 気候変動への対策
→ 里山に手を加えることでCO2吸収機能が高まるため、気候変動へ貢献します。
目標15 陸のいのちを守ること
→ 笹に覆われて林床の植生に乏しかったことが改善され、生物多様性の保全と回復に貢献します。
目標17 目標のために協力すること
→ 市民、企業、行政、NPO等の多様なステークホルダーが協力して事業を行うことで、目標の達成に近づきます。
- 現地での活動への参加希望があった場合の対応
このプロジェクトでは、現地で一緒に整備や緑化に取り組んでくれる方々を熱烈歓迎します。ボランティア募集は、定期的Webサイトで募集しますので、ぜひご応募ください。 - 事業開始後の定期報告の予定
制作するWebサイトにて、このプロジェクトの進捗を定期的にご報告いたします。
団体
特定非営利活動法人森のライフスタイル研究所
団体紹介
わたしたちは、「森への無関心をなくす」という目標に向けて事業を行うNPOです。森づくりは一部の市民や企業によって支えられているのが現状です。
水や空気を生み出す=生命を維持する「森」に対して、もっと向き合う必要があると考えています。ですので、ごく普通の人が当たり前のように森づくりに関心が持てる社会づくりを目指しているのです。
当NPOの特徴は、ボランティアを楽しく行っていくこと。「正しいことを、たのしく」のマインドで課題を解決しています。
これまでわたしたちは、東日本大震災によって失われてしまった海岸林や山火事跡地の再生などを手掛けてきました。また、閉鎖されたスキー場を元の森林に復元していくことも行いました。年間数千人のごく普通な市民の皆さんに、当団体の森づくりを支えてもらっています。
これからは、森づくり×「◯◯◯」。異分野との連携で、これまでコラボレーションできていなかった層に対してアプローチし、すべての人と森づくりを実現させていく考えです。