sdgs3.すべての人に健康と福祉を sdgs4.質の高い教育をみんなに sdgs6.安全な水とトイレを世界中に sdgs11.住み続けられるまちづくりを sdgs15.陸の豊かさも守ろう sdgs17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクトNo.sdgs1-0402
プロジェクト概要
事業目的
自然の息吹を感じながら、自然と人とが互いに心地よく共生するための、環境整備、環境再生、環境保全の方法を学ぶ
(対象者)
キャンプ場を活動フィールドとする森のようちえんウィズナチュラのスタッフ、保護者、環境保全に関心のある子どもたち。
大地の再生や自然と共生していくための環境保全に関心のある人(子どもも含む)。
活動詳細
長年使用されていなかったキャンプ場を保育フィールドとして活用中。
小川は長年堆積した土や泥で埋まり、湿地となっており、周囲の樹木はナラ枯れしているものもあり、倒木の危険性もあります。
単に刈る、伐採するという対処療法ではなく、環境再生の視点からの森の整備を学びながら、日頃子どもたちが過ごしているキャンプ場の森を復活させる為の活動です。
活動場所
天理市立山田教育キャンプ場
住所:奈良県天理市山田町2609−5
年間スケジュール
作業詳細(外部講師:大地の再生奈良支部)
4月:フィールドの確認。座学。作業予定をたてる。
6月:水脈整備・草刈り及び剪定作業。
その他、フィールドの状況次第で手入れする内容を決定し実施します。
8月:川の手入れ、水脈整備。
10月:水脈整備・草刈り及び剪定作業。
その他、フィールドの状況次第で手入れする内容を決定し実施します。
12月:坂道整備、(土留めなど)
その他、フィールドの状況次第で手入れする内容を決定し実施します。
2月:1年の作業を振り返り、変化した森を観察する。
SDGs達成への貢献内容
目標03 すべての人に健康と福祉を
→ 森の中で心身共にリラックスし、活動する
目標04 質の高い教育をみんなに
→ 質の高い環境整備手法を実演を交えて講師の方から学ぶことができる
目標06 安全な水とトイレを世界中に
→ 小川に堆積した泥や土の除去を実施することで、森の保水力が蘇り周辺の水質が改善される
目標11 住み続けられるまちづくりを
→ 子供たちと一緒に環境整備を学びながら作業する為、環境整備の手法を次世代へ継承することができる
目標15 陸の豊かさも守ろう
→ 環境整備を通して豊かな森が再生することで、森が本来もつ多様性を取り戻す
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
→ 自然と人とが互いに心地よく共生するための環境整備を学ぶ(自然と人とのパートナーシップ)
定期報告の予定について
事業開始後のキャンプ場の状況についてはようちえんホームページに適時掲載予定です。
また、事業完了後も継続してキャンプ場の整備を実施していきます。子供たちやようちえんスタッフおよび保護者や活動に賛同頂ける方々と共に皆が心地よく過ごせるキャンプ場へ復活させます。
作業参加者の募集もホームページに掲載予定です。
募金目標額
141,000円 (大地の再生講師謝金及びボランティア活動保険費用)
団体紹介
団体名
サステナu
活動目的
地域に根差した子育てや暮らしを送る中で見えてくる社会課題を見つめ、子どもを真ん中にした持続可能な社会を目指す。(失敗を恐れず、わくわくする気持ちを忘れずに各種社会活動を行うことを目的とする)
活動内容
- 子どもたちが自然(森)の中で、自分の「やりたい」を「やりきれる」時間と場所として「森のがっこう」を実施。
- ようちえん、森のがっこうのフィールドであるキャンプ場の環境再生のための整備として「大地の再生」を実施。
21年度作業実施者の所感
大地の再生手法を用いた整備を初めて実施しました。
通常なら水脈整備にはコンクリートを使用する事が多いですが、コンクリートを使用した部分はダムのように水をせき止めてしまう為、逆に地中の水捌けが悪化する場合があるという事を知り、大変驚きました。
実際、現地でU字溝より深い穴を掘ると水が湧き出してきました⇒地表と地中両方の水の流れを意識して整備する事が大切!このような英知を子供たちにも沢山継承していきたいと思います!
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