sdgs4.質の高い教育をみんなに sdgs6.安全な水とトイレを世界中に sdgs15.陸の豊かさも守ろう
プロジェクトNo.sdgs3-0402
プロジェクト概要
メッセージ
私達は、新潟県村上市松沢区で活動する松沢みどりを守り隊です。
10年ほど前に、稲作用ため池の役割が不必要となったことから、ため池を原因とした災害を防ぐため、堤防を削り、湿原にしました。現在は、湿原を含めた周辺約3haの場所をパインバレーという愛称で呼んでいます。パインバレーの湿原内には健常者しか歩くことができない散策用の浮き木橋が縦横に作られています。
これまで、パインバレーの植物調査を年3回、水棲動物調査を年1回行い、10年以上継続しています。その成果を反映させて、植物は四季折々で約4百種が観察できるようになりました。中には絶滅危惧種の水棲動物や植物も観察することできます。加えて、野鳥の観察も年1回ではありますが3年前から始めました。今後は、年4回の野鳥調査も実施したいと考えています。
しかし、これらを継続することには、松沢区の経済状態でできるかどうか躊躇しておりました。この度は、広くご寄付を募らせて頂き、パインバレーの生態系の保護、回復及び森林の持続可能な管理に取り組むこが可能となり、喜んでおります。
私達は皆様と共にパインバレーを集落・ため池湿原・森林とが一体となった「豊かな里山」とすることを目標に引き続き活動してまいりますので何卒ご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
活動場所
新潟県村上市松沢区内
事業目的
活動の目的は、パインバレーを「豊かな里山」にすること。
ここでいう“豊か”とは、どんな植物・水棲動物・野鳥が生息しているか調査継続されていくことをもって“豊か”といい、“里山”とは明るく見通しが良く林や小川があり農地に接していて「学び場・薬食・道具」として活用できるところをいう。
活動内容は植物・水棲動物・野鳥調査と山林・湿原・ユニバーサルデザインを反映させた木道・浮き木橋の整備を行う。
活動詳細
調査及び周知用・案内用パンフレット作成
SDGs達成への貢献内容
目標04 これまでの調査や今後の調査資料を基礎に質の高い教育をパインバレーで行い、生涯学習の場としても提供できるようにする。
目標15 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失の阻止、絶滅危惧種を保護し、また、絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
現地での活動への参加希望があった場合の対応
基本的な作業は松沢多目的センターに集合し、8時30分~11時30分までとしている。
令和4年は3月27日・5月29日・7月10日・8月21日・11月6日の5日は作業、体験学習はパインバレー集合で8月7日午後1時~3時まで少雨決行で決定している。すべて事前予約が必要です。
事業開始後の定期報告の予定
5月29日・8月21日・11月6日の作業終了後に中間報告致します。
その他
松沢区では稲ワラを活用し11月に予約で“棒注連縄(ぼうじめ)”を作り正月に飾ります。また、11月1日解禁の沼エビを活用した“マエモ(エビ入り餅)”と松沢の植物を活用した“風防餅”を予約を受け、協力費1個500円で作らせて頂いています。好評です。
募金目標額
1,000,000円
団体紹介
団体名
松沢みどりを守り隊(地縁団体 松沢区)
活動目的
松沢区は新潟県村上市にあり、南北に走るJR羽越線平林駅の東側に位置し、人口は200名(61世帯)程ですが田畑や山林に囲まれた自然環境の良い風光明美なところです。松沢みどりを守り隊は、この環境を守り続けて行こうと区民全員で2007年6月に設立致し、冬期間には計画や総会を行い、3月中旬から山林整備等を月1回ほど実施し、間もなく15年になります。その整備のお陰で集落が明るくなったことは下より、区民の健康寿命も延伸しているようです。松沢みどりを守り隊は「豊かな里山」を維持するため活動をして行きますので皆様のご指導ご協力を宜しくお願い致します。