あらまし
緑の少年団は、次代を担う子供たちが、緑と親しみ、緑を愛し、緑を守り育てる活動を通じて、ふるさとを愛し、そして人を愛する心豊かな人間に育っていくことを目的とした団体です。
自然に親しみ緑を愛し、守り、育て、人を愛する心を育てようとする緑の少年団に対し、国土緑化推進機構および各都道府県緑化推進委員会では、助成事業を実施しています。詳細については、お問合せください。
緑の少年団の活動
緑の少年団の活動は、学習活動、地域貢献活動、レクリエーション活動の3つに大別されます。英気を養い、体力をつくり、団結と協調の精神を育てるうえで、大切な活動となっています。
学習活動
学習活動では、団員の学力、年齢などに応じて展開されており、緑や森林の働きの学習、緑の守る学習、自然のなかの鳥獣・昆虫などの観察・愛護の学習などから、緑や森林を守ることの大切さを学んでいきます。
地域貢献活動
地域貢献活動は、汗を流すことの尊さ、社会の一員としての自覚を養うためにも、大切な活動です。地域の状況、団員の構成、その他により自主的な活動として、緑の羽根募金運動への協力、緑化行事への参加、公園・緑地帯の清掃、パトロール、標示板の設置や取り換えなどがあげられています。
レクリエーション活動
レクリエーション活動では、ハイキングやキャンプなどが一般に行われていますが、団員たちにとって最も楽しい時間です。明るい笑顔、はつらつとした姿にも集団活動を通して培われた団結と協調の精神が伺えます。
全国規模・ブロック規模の活動
毎年開催されている全国植樹祭・全国育樹祭・みどりの感謝祭において、各旗入場、苗木贈呈、天皇皇后両陛下のお手植え・皇族殿下に拠るお手入れの介添え等、重要な役割を担います。
優れた活動を行った団は、式典の中で全国の緑の少年団を代表して活動を紹介します。
これ以外にも、全国で開催される緑化行事において、緑の少年団が活躍しています。
全国緑の少年団活動発表大会
東海3県下のみどりの少年団(隊)が集い、自然の中で野外活動を通じて緑の大切さを学び、規律・協同・奉仕の心を養い、自らの社会を愛する心豊かな少年少女を育成するため、昭和51年より毎年開催しています。
ブロック交流会
緑の少年団 活動推進の概要
1960年(S35)
国土緑化推進委員会による設立提唱
昭和35年、国土緑化推進委員会が「グリーン・スカウト」の名称で緑化を実践する少年団の結成を呼びかけ、各地で少年団が誕生しました。
1974年(S49)
「全国植樹祭」(岩手県)への「緑の少年団」参加で全国的に注目
昭和44年、秋田県から「緑の少年団の結成について」の提案があり、以後各県で緑の少年団が結成され団数も著しく増加しました。昭和49年第25回全国植樹祭(岩手県)に緑の少年団が参加し、全国的に注目を集め、全国各地で緑の少年団の結成に拍車がかかりました。
1975年(S50)
林野庁による緑の少年団の育成・効果方針の打出し
緑の少年団の成長に伴い、昭和50年代になって「都道府県連盟」の組織化が始まりました。
1976年(S51)
「緑の少年団活動発表大会」開始
1989年(H1)
「全国緑の少年団連盟」設立
平成元年、緑の少年団は2000団体、団員も18万人と大きく成長しましたが、「みどりの日」の制定を機に、さらに、少年団活動の内容充実や相互の連携強化を図ることを目的として、同年、「全国緑の少年団連盟」が設立されました。
1990年(H2)
「緑の少年団全国大会」開始
1991年(H3)
機関誌「緑の少年団」創刊、年1回の発行
1999年(H11)
「緑の少年団国際交流事業」開始
2007年(H19)
「緑の少年団活動の手引き」刊行
2014年(H26)
「緑の少年団全国大会(岐阜県開催)」以降、前年より始まった「緑の少年団交流集会(北海道開催)」に主軸が移り、以後「緑の少年団交流集会(北海道開催)」が定番化する。
2015年(H27)
「緑の少年団指導者研修交流会」の開催
緑の少年団への入会及び団結成の申込み方法について
都道府県緑化推進委員会にお問合せください。
都道府県緑推一覧ページ
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みどりの手帳
自然観察の手引きから森のしくみ、林業体験、キャンプのやり方など、どんな野外活動にも対応できるポケット手帳。
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TEL03-3262-8437