【11/22】2021年度「Forest Styleラボ」(第1回)開催のお知らせ
林野庁は2019年に、新たな森と人の関わり「Forest Style」を創出するために、森林空間を健康・観光・教育等の多様な分野で活用する「森林サービス産業」を提唱しました。
戦後植栽された森林が全国で成熟する中で、収穫期を迎えた森林資源を活かした「林業の成長産業化」の取組が各地で生まれています。そして、併せて成熟した森林は、多様な森林空間を利用した活動のフィールドとしても適地であることから、新たな産業創出を通した農山村地域における雇用の創出、関係人口の創出を通して、地方創生に向けても「森林サービス産業」への注目は高まっています。
他方で、これまで1980~90年代に全国各地で整備されてきた、いわゆる森林公園・市民の森・キャンプ場等の「森林総合利用施設」は、多くが施設の老巧化に直面する中で、新たに公民連携で施設の改修・増設やプログラム開発を行うケースが増えています。しかしながら、都市公園等においては「指定管理者制度」に加えて「公募設置管理制度(Park-PFI)」、「都市公園リノベーション協定制度」等の新たな制度が創設され、また国立公園においても協働型管理が進む中で、民間活力を活かした公園等の魅力化に向けたノウハウの蓄積は、異分野でも拡がっており、また民間参画の機運も高まっています。
そこで、公民連携による公園施設等の改修・増設やプログラム開発などが可能な制度等の紹介を踏まえて、自治体・企業等による公民連携の先進事例発表、ディスカッション等を通して、「森林総合利用施設」等の魅力化の取組を促進するため、「Forest Styleラボ」を開催します。
開催概要
日時 | 令和3年11月22日(月)13:30~17:15 |
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会場 | オンライン会議システムZOOM |
主催 | Forest Styleネットワーク事務局、(公社)国土緑化推進機構 |
参加費 | 無料 |
定員 | 100名 |
対象 | 森林サービス産業推進地域・パートナー 「Forest Styleネットワーク」会員(申請中の組織、申請予定の組織を含む) |
申込 | 以下の申込フォームからお申込み下さい。 《フォーム》コチラ(ハイパーリンクをクリックしてください) ※フォームが開けない場合は、E-mailで以下をご連絡ください。 《申込締切》2021年11月18日(木) |
プログラム
13:30 【1】開会挨拶(林野庁)
13:35 【2】基調講演
『公民連携による「森林総合利用施設」等の魅力化の可能性』
~国有林「レクリエーションの森管理運営協議会」等、国立公園「総合型協議会」、都市公園「Park-PFI」「リノベーション協定制度」等を参考に~
土屋 俊幸 (東京農工大学 名誉教授、(一財)林業経済研究所 所長)
14:15 【3】 自治体事例発表 『公民連携による「森林総合利用施設」の魅力化』
① 群馬県 環境森林部
「森林公園の活性化について」
② 静岡県西部農林事務所・静岡県立森林公園森の家
「静岡県立森林公園における 森林サービス産業の取組について 公民連携による「森林総合利用施設」の魅力化 」
③ 埼玉県北本市
「-里山で癒される-きたもと森林セラピー」
④ 群馬県桐生市 黒保根支所
「地域おこし協力隊制度を活用した利平茶屋森林公園キャンプ場の利活用促進事例」
15:15 休憩
15:30 【4】企業事例発表 『公民連携による「森林総合利用施設」の魅力化』
① 大和リース㈱「公民連携事業価値を最大化する 理論と実践」
原 征史(大和リース㈱ 東京本店 規格建築第一営業所 営業三課 課長)
② ㈱R.project「事例紹介」
丹埜 倫(㈱R.project 代表取締役)
③ ㈱スノーピーク・㈱スノーピーク地方創生コンサルティング「野遊びSDGs地方創生 グローバル時代における 地域の価値とその活かし方」
後藤 健市(㈱スノーピーク 取締役、㈱スノーピーク地方創生コンサルティング 代表取締役会長)
④ ㈱プロジェクトアドベンチャージャパン「事例紹介」
森 和成(㈱プロジェクトアドベンチャージャパン 取締役)
16:30 【5】ディスカッション
『公民連携による「森林総合利用施設」等の新たな活用の可能性』
[進行]平野 悠一郎 ((国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員)
[登壇]プレゼンテーション 実施地域・企業等
[コメンテーター]土屋 俊幸 (東京農工大学 名誉教授、(一財)林業経済研究所 所長)
17:15 【6】 閉会 (国土緑化推進機構)
17:15 ~17:45 <参加希望者> 【グループ相談会】
※ブレイクアウトルームで、事例発表自治体・企業担当者への質疑応答・情報交換の場を設けます。
※前半(セッション1)、後半(セッション2)の入替制で、2つの自治体・企業等担当者と質疑応答・情報交換を行えます。
お問い合わせ
政策企画部
担当矢島
Eメールforeststyle@green.or.jp