森林サービス産業

山村の活性化に向けた「関係人口」の創出・拡大のため、森林空間を健康・観光・教育等の多様な分野で活用する「森林サービス産業」への注目が高まっています。

こうした中、令和2年度から林野庁補助事業により、企業の健康経営に貢献するプログラム開発やエビデンス取得等を行う「森林サービス産業」モデル事業(健康経営)を実施しています。モデル地域では、自治体・団体と企業・医療保険者等が連携して、心と身体の健康づくり・社員研修・ワーケーション等で、多角的に企業の健康経営に貢献する新たなプログラム開発やエビデンス取得等が試みられています。

一方、これらの取組は、令和3年10月に開催された「日本健康会議」において採択された「健康づくりに取り組む5つの実行宣言2025」にも貢献できる取組であると考えられます。

こうしたことから、本フォーラムでは、本年度の「モデル地域」等における成果を紹介するとともに、「日本健康会議」新宣言に「森林サービス産業」がどのように貢献できるのか議論します。オンラインで開催いたしますので、ぜひ、各地よりご参加ください。

開催当日の様子を視聴したい場合は、下記のお問合せ先にご連絡下さい。



開催概要



日 時 令和4年3月1日(火)13:30~17:15
会 場 ZOOM、YouTube 
主 催 「森林サービス産業」フォーラム実行委員会
(構成団体:林野庁、Forest Styleネットワーク事務局、(公社)国土緑化推進機構、㈱さとゆめ)
後 援 全国町村会、全国健康保険協会、健康保険組合連合会、 (公社)日本観光振興協会、(一社)日本旅行業協会、(一財)都市農山漁村交流活性化機構、 (独)国立青少年教育振興機構、(一財)地域活性化センター
参加費 無料
対 象 Zoom 参 加(定員300名):モデル地域・準モデル地域、森林サービスの利用に関心があり、グループ相談会に参加したい「Forest Styleネットワーク」会員、企業・医療保険者、森林サービス産業推進地域・パートナー
YouTube参加:一般、傍聴のみ希望の 「Forest Styleネットワーク」会員、森林サービス産業推進地域・パートナー

プログラム

《第1部》令和3年度「森林サービス産業」モデル事業(健康経営) 報告



13:30

【1】開会挨拶・趣旨説明 (林野庁)

13:35 【2】はじめに
 『「森林サービス産業」の創出・推進に向けて』(林野庁)
13:50

【3】令和3年度「森林サービス産業」モデル地域(健康経営)報告

①【静岡県富士宮市】富士山ヘルスツーリズムの実施内容&心理・生理指標エビデンス報告
  (NPO)猪之頭振興協議会
  高山 範理((国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 上席研究員)

②【長野県飯山市】森林セラピー及び健康増進プログラムの睡眠に対する効果
  (一社)信州いいやま観光局
  木村 理砂(Momo統合医療研究所 所長、医師、医学博士)

③【兵庫県宍粟市】「国有林におけるセラピーバイク体験と脳波感性値の変化
  (公財)しそう森林王国観光協会
  落合 博子(国立病院機構東京医療センター 形成外科科長、医師)

《第2部》「日本健康会議」新宣言に対応した「森林サービス産業」の提案



15:40

【4】キーノートスピーチ
『「日本健康会議」新宣言に対応した「森林サービス産業」への期待」』
  安藤 伸樹(全国健康保険協会(協会けんぽ) 理事長、日本健康会議 実行委員)

15:50

【5】概要報告
「日本健康会議」新宣言に対応した「森林サービス産業」
  高山 範理((国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 上席研究員)

16:10

【6】事例報告「日本健康会議」新宣言に対応した「森林サービス産業」の実例   
①森林セラピー基地・ロードにおける実例 ((NPO)森林セラピーソサエティ 理事)
②クアオルト健康ウォーキング実践地における実例(日本クアオルト研究機構)

16:40

【7】パネルディスカッション
「日本健康会議」新宣言に対応した「森林サービス産業」の提案
[進行]宮林 茂幸(東京農業大学客員教授)
[登壇]田中克俊(北里大学大学院 医療系研究科 教授)、第2部登壇者

17:15

【8】 閉会・インフォメーション

17:20

グループ相談会(「Forest Styleネットワーク」会員のみ)
※ブレイクアウトルームで、発表者と参加者が情報交換する場を設定します。


お問い合わせ

政策企画部

担当矢島・山本・林

TEL:03-3262-3883 FAX:03-3264-3974

Eメールforeststyle@green.or.jp