ドキュメント・オブ “10000の瞳”プロジェクト

前日、石巻におられた上田正樹さんは、このライブのために石巻から朝早く東京入り。翌日10日にはまた石巻に戻り、「鎮魂の夕べ」(主催:いしのまきNPOセンター、共催:石巻市)のライブでトリを務める。そしてその翌日、震災1周年の日には仙台空港での復興支援ライブ……、東日本大震災1周年に向け、上田さんはまさに東奔西走、その復興への思いには、われわれメンバーも頭が下がるばかりだ。

羽田でのライブはその怒濤の日々のオープニングで、上田さんがプロデュースする若手シンガーのYoshie.Nさんと米重優哉さんたちと、羽田空港の地元・大田区で活動をしているクラウン少女合唱団とのコラボレーションが実現。
クラウン少女合唱団は、われわれのプロジェクトに賛同し、積極的にご協力くださっている。ご父兄の皆さまからも「こういう活動だったら、娘をどんどん参加させます。どこでも呼んでください」という励ましの声をいただいた。

上田さんをはじめ、出演くださった皆さん、それを支えておられる皆さんには感謝しかない。

上田さんとクラウン少女合唱団との『今ある気持ち』の共演は2度目だが、だんだんと間合いも合ってきて、よりよいステージができるようになってきた。さらにYoshieさん、米重さんの心揺さぶるパワフルな声が加わって、空港内の会場が異空間へと変貌した。

羽田の国際線出発ゲートの江戸舞台と国内線第二ターミナル特設ステージでの2ステージとなったが、『今ある気持ち』はライブのフィナーレにふさわしい、多くの人を巻き込む共感力の高い歌であることを再実感。「緑の募金」にご寄付をいただいた皆さま、ありがとうございました。

詳細は
「東北観光博×東北は負けない」
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/whats_new/297_0228_0411.pdf